アナタがこれから学生を卒業し、社会人になってコンサルタントとして活躍していく上で必要な考え方があります。
それが「時流に乗る」という事です。
今回はこの考えを深堀りしていきます。
以前時流を読みなさいという記事を記載しました。
今回は「乗りなさい」です。
一緒やんって?
違います。
時流を読むだけでなく乗る事が大事です。
結論から言えば歴史的な偉人ってその人がすごい人だったからってのは半分でしかなく、もう半分は凄くなくとも時流に乗っているから偉人だったと言えます。
(偉人になりなさい、という訳ではなくあくまでものの例え)
イエスさんや仏陀さん、吉田松陰さんがそれぞれ10人の弟子と5年で改革をやってのけた事を見ても(彼らが時流を読んだのかは分かりませんが)時流に乗った事は事実です。
レーガンとサッチャー、織田信長とエリザベスという同い年の人たちが世界で同時に革命を成し遂げたのは偶然ではなく、時代といううねりに乗り込んだからなんです。
おそらく彼らより優秀な人材は人類史で多く存在した。
でも時流に乗ったかどうか、が彼らのその後の結果をもたらしたと言えます。
「”時”代の”流”れ」がヒーローを作っていると言っても過言ではない。
で、少しオカルトな話をしますが、この時流って神様のような人がいてその人が時代をあるべき方向に進める為にその人に特別な力を与えているとすら思います。
無神論者なので神さまという言葉はあまり使いたくないので別の言葉にしますね。
例えば漫画の世界で言う作者ですね。
ドラゴンボールで言う鳥山明です。
ドラゴンボールの世界で一番強いのは鳥山明ですからね。
ボクが歴史を学んでいて唯一不可解な人物が「レオナルド・ダ・ビンチ」です。
彼は人類史を見ても非の打ち所がない天才です。
いわゆるチートです。
彼は『ルネサンス方万能人』と呼ばれるほど、音楽、建築、数学、幾何学、解剖学、生理学、動植物学、天文学、地質学、地理学、物理学、光学、力学、土木工学など様々な分野で名前を残しています。
ボクは彼がなぜすごいのか、というより、歴史的な背景を照らし合わせて考えるのですが、やはり「時代背景が彼を発明した」としか思えないんです。
というのも、彼が生まれたルネサンス期って、かなり人類が技術を軽視し、芸術に傾倒している時期なんですよね。
それも何世紀も続いた。
どうなるかと言えば科学の衰退です。
科学の発達が人類史まれに見るほどこの時期止まってしまった。
そんな中さっそうと現れたのがダビンチ。
彼は超合理主義者。(懐疑主義者)で例えば絵画においても合理的じゃないという判断で初めて輪郭を消した人です。
彼が誕生したことで様々な事が発明され、まさに人類は「進化を取り返した」んです。
これって凄くないですか?
人類史の遅れを一人の天才が全て取り返したんです。
もはや、鳥山明が「人類史止まってもうた・・・天才投下して取り戻そう!」と発想したレベルの偉業なんですよね。
前回伝えた歴史は反動である、という言葉もここと繋がるかもしれませんね。
だから、オカルトですが、この世の中にも鳥山明みたいな存在がいる気がします。
いなくてもAIのプログラミングのような形で様々な制御が発生しているはず。
少なくとも進化というプログラムは作動してると思う。
進化という見えざる手。
進化論にも通づると思います。
ボクの時代は新種のウィルスであるコロナウィルスで世の中絶賛混乱中なのですが、これも鳥山明の仕業な気がしているんです。
「人類全く進化しないやん、よし、ウィルス投下!」みたいな。
結果、軽微な犠牲で(失礼ですが、人類史規模で見れば)かなりオンラインやIT領域が進化するという副次効果が出ているんですよね。
このウィルスによってデジタル化の流れ(広く言えば情報革命の躍進)が早くなっているといっても過言ではない。
実際近現代まれに見る文明の加速が実現した一年です。
そんな事を考えます。
奇しくも今、まさに以前お伝えした情報革命といううねりの真ん中にいます。
「諸君よ、狂いたまえ」は先程の吉田松陰の言葉ですが、少しばかり狂いつつ盲信したほうが、時流に乗れるかもね。
というのも進化論を前提として考えれば時流こそが地球全体の進化そのものだから見えざる手によって追い風に乗る事が出来る。
ここまで話をすると以前紹介した「風をつかめば豚でも空を飛べる」という言葉に深みが増すと思います。
アナタは何者でもない豚ですが、時流を読み、時流に乗ることで何者かになれるかもしれません。
その点を意識してくださいね。
ファイト!