メッセージ

社会人歴15年目の自分(ボク)が社会人1年目の自分(アナタ)へ送るメッセージ

人を動かす力を付けなさい

アナタがこれから学生を卒業し、社会人になってコンサルタントとして活躍していく上で必要な考え方があります。

 

それが「人を動かす」という事です。

 

今回はこの考えを深堀りしていきます。

 

ビジネスは「人」が起点となって動いています。

 

ですから物事を進めるには「人を動かす」事が重要です。 

 

優秀な経営者は総じて「人を動かす」力を持っている。

 

どういう特性があるか。

 

平たく言えば「①軸をブラさずに」「②その場の人たち全員がきちんと"腹落ち"するまで丁寧に説明すること」が共通しています。

 

軸がブレると当然聞き手は違和感を覚えて耳を塞ぎますし、そもそも腹落ちしなければ欲も危機感も伝わりきらないですよね。

 

名経営者はここの粘りが凄い。

 

何度も何度も腹落ちするまでブレずに丁寧に説明します。

 

アナタはここを一回聞き入れてくれなかったら諦める傾向があります笑

 

だからここをしっかりモノにしてください。

 

それ以外にも人を動かす為に必要な要素があります。

 

ここからは2つの観点で見ていきます。

 

一つ目が「営業力」です。

 

以前人を動かすためには営業力が必要だと伝えました。

 

y-kanou.hatenablog.com

 

営業は相手に納得して頂き、契約を獲得するという観点では「人を動かす」そのものだと言えます。

 

二つ目は「2つのてこ」です。

 

「人間を動かす二つのてこは、恐怖と利益である。」

 

これは誰の格言か分かりますか?

 

皇帝ナポレオンです。

 

ちょっと生々しい格言ですが、ここにマネジメントの重要なエッセンスが全て詰まっています。

 

人を動かすには利益だけでなく、恐怖が必要なんです。

(恐怖という言葉が時代にそぐわないので、組織における緊張感といった表現が良いかもしれませんね。)

 

利益は表彰される、報酬が増える、役職が上がるといった事で恐怖は逆ですね。

 

この2つの要素、どちらの効用が強いか分かりますか?

 

恐怖です。

 

ある心理学テストで「試験後にお金を上げるより試験前にお金を上げて取り上げる方ががんばった。」という結果が出たそうです。

 

欲より危機感が強いんです。

 

がしかし、このテストで言えば取り上げる事が難しい時代になっています。

 

ここをどうコントロールするかが社内の部下育成とコンサルティング双方において重要になります。

 

少し補足するとご紹介した名言と今の時代背景の違いは押さえる必要がありますね。

 

ナポレオンは皇帝だけどボクは皇帝ではない。

 

世の中民主主義だから一方的に圧をかけるのではなく歩み寄りが必要。

 

特にどのように危機感(緊張感)を醸成するかをしっかり考えるようにしてくださいね。

 

以上、人を動かす力は経営においって非常に重要でその為に営業力と2つのてこをコントロールする力(マネジメント力)が大事です。

 

この2つを押さえて人を動かす力をつけてくださいね。

 

ファイト!