アナタがこれから学生を卒業し、社会人になってコンサルタントとして活躍していく上で必要な考え方があります。
それが「プロダクトを扱う」という事です。
今回はこの考えを深堀りしていきます。
アナタは学生時代にやっていたマーケティングが今も大好きでマーケティングを生業にしています。
ここで注意。
マーケティングとは何でしょう?
集客?それだけでは型落ちです。
マーケティングの定義は「顧客の創造」です。
平たく言えば「①誰に②何を③どのように売るのか」を設計する事がマーケティングです。
多くの書籍はこの③のみしか扱わなかったりします。
マーケティングの4Pで言えばpromotionのみを扱うようなイメージですね。
ネタバレするとアナタも最初このpromotionのみを扱う集客コンサルという領域からスタートしますが、いずれ成果が出ず伸び悩みます。
結局、商品であるproduct、つまり「何を売るか?」を扱わないと成果が出ないんです。
厳密に言えば成果は出ますが、productの力×1.3倍止まりです。
あくまで③の「どのように」はターゲット(誰に)とプロダクト(何を)のマッチング要素でしかないのです。
逆に言えばproductの魅力を引き上げる力があれば成果は無限大です。
少なくとも「商品を徹底的に理解すること」がプロモーションの成功につながるんです。
アナタはじっくり時間をかけて苦しみながら集客コンサル→営業コンサル→商品コンサル→経営コンサルと幅を広げていきます。(ファネルを拡張していくイメージですね)
これから入社する会社では多くのコンサルタントが「”どのように”コンサル」で止まります。
その点はよく頑張りましたね。
一芸10年と言いますが、10年本気で向き合ってきたからこそボクはマーケティングにおいてはかなりのレベルだと自分でも思います。
修行が10年ってまるで寿司職人やね。笑
ちなみに今までの日本ってマーケティングっていらなかったんですよね。
以前伝えたように日本は軽薄短小が強いから欧米が作った商品を小さくしていれば売れたんです。(作れば売れる時代をプロダクトアウト型と言います)
だからマーケティングよりもマネジメントに経営の比重が寄っていました。
日本人はドラッガーが好きですが、彼はマネジメントの学者です。
ここまでドラッガーが市民権を得ているのって実は日本くらいなんですよね。
でもそうはいかなくなったのが、この20年。
軽薄短小しても勝てなくなったんですね。
今は逆にマーケティングが強い会社じゃないといきていけなくなっています。
自動車業界はトヨタなどのメーカーが商品開発にかなりを力入れています。
一方で住宅業界などを見てみると各企業がフランチャイズに依存して商品開発をあまりしっかりしていないですよね。
だからかは分かりませんが、日本の競争力って自動車業界と比較して住宅業界ってあまり高くないんですよね。
明確に相関があるかは分からないのでまた機会を見てまとめてみます。
脱線しましたが・・・言いたいことはマーケティングは1P(プロモーション)ではなく4Pだという事です。
しっかりproductを見れるコンサルになってください。
ファイト!